Maison Margielaペイントペンキスニーカーです。サイズ 42イタリア製中古品カラードロップスニーカー"とも呼ばれ、長年人気が衰えない名作です。カラーも珍しく他人とかぶることもないのでこの機会にぜひ。鮮やかなペンキを散りばめたデザイン。完成されたものを、あえて崩すことで美しさを生見だすというブランド創設時から掲げる仕様です。もちろん、ペンキを散りばめたデザインは配分を計算し、手作業で仕上げることで一つとして同じ物はありません。もちろん、こちらも「REPLICA 」シリースです。タグには70年代のオーストリアと記載されています。ジャーマンなのにと思われる方も多いかと思いますが。実はドイツ軍のスニーカーはプーマやアディダスの工場で製作されていました。その制作過程の中で60年代後半から70年代にかけて、プーマが所有していた製造工場はオーストリアに。そのため、細かく史実に沿うとオーストリアとなります。素材にはラムスキン×カーフスプリットレザーを使用しています。ラムスキンは生後1年以内の仔羊の革のこと。非常に柔らかいラムスキンは初めて履いた時から既に何年も履いているかのような馴染みの良さを。カーフスプリットレザーはカーフのしなやかな柔らかさと、ヌバックのような肌触りを持った特別なレザーです。スプリットレザーは厚みがある牛革を薄くするために銀面(表面)から革を裂いた後の銀面を持たない「床革」に特殊な加工をかけたものをスプリットレザーと呼びます。しかしながら、通常はスプリットはカーフのように元々が柔らかいレザーには使用せず、あまり良くない状態のレザーを柔らかくする為の製法です。マルジェラは敢えて、スプリットレザーにすることで当時のジャーマンスニーカーの製法を再現し、なおかつ履心地を良くする為にこの仕上げにこだわっています。一つ一つの手作業で成型されるソールはバルカナイズド製法で付けられた屈強なゴムソール。足を包み込むような履き心地。人の手がかかり過ぎるため、生産数が少なく量産に向いてないというデメリットもありますが、そこも含めてこのシューズの魅力です。この機会にぜひ。
商品の情報