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美しく濃紺に輝く、オランダ製のドゴン・ビーズ丸玉 微かな巻き線など滑らかな胎表面

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深い瑠璃色の胎を光に透かすと、藍色があふれ出る鮮やかな濃紺のビーズで、1700年代か、少し後の19C初期から前半にオランダ制作のドゴン・ビーズです。
 本品は、貴重なコバルト青を着色剤に用い、美しく濃紺で瑠璃色に輝きます。巻き製法で制作され、胎には巻いた痕跡の細い線が見られます。また、高い温度でガラス製造とビーズ制作できなかった古ガラスが示す小さな気泡も、相対的に少なく、胎表面は滑らかです。小さな気泡は、光を当てますと、照らされた小さな気泡がとくに芯の周辺などに浮かびます。
 こうした点から、1700年代制作より少し後の19C前半ころの制作かと推測されます。穿孔面は側面から緩やかに平らとなり、マーバル板に緩めに押しつけ成形されています。
 深いコバルト・ブルーで透き通るような青い初期ドゴン・ビーズはオランダ製で、ドゴンの人々の間で、結婚の婚資(持参金)や財産として使用され、200年以上にわたってドゴンの女性の間で相続されました。1600-75年ころに、濃紺や白の巻きビーズが銅合金に付けられたイヤリングが研究書に残されています。
 ドゴンの人々は、18-20Cに、他の交易品なかでもこれらビーズを入手するために、毛皮、燃料、他部族の奴隷と交換し、西アフリカのフラニの人々とともに、相続・威信ビーズと大切にしました。
 オランダは、西アフリカでは他のヨーロッパ諸国よりも、探検家が早期に到達しビーズを大量に持ち込み、ビーズ交易に深く、直接的に関与しました。ベネチア人のガラス職人が17世紀初めにアムステルダムに移ってビーズ工房を設け、オランダ・ビーズ製作に大きな影響を与え、その製品を持ち込みました。オランダ人は、19世紀後半にも交易を続けましたが、オランダに代わりチェコのボヘミアのビーズ産業が隆盛を極めました。
 これらを考慮しますと、オランダ玉の本品は、チェコのボヘミアが隆盛を極め流入した19C後半以前に流入したドゴン・ビーズと想定されます。小さなキズも多い青いドゴン・ビーズですが、本品でも穿孔面にカケが見られます。
 コバルト青による濃紺色のビーズは、西アフリカの夜空を思わせ、ドゴンの神話によれば、祖先が、天から地に細い糸を伝わり降りてきた、濃紺の天を重ね合わせて見ていたのかと思わせてくれます。
サイズ 縦 約12㍉弱 幅 約14㍉弱 孔径 約3㍉強

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カテゴリー:ホビー・楽器・アート>>>美術品・アンティーク・コレクション>>>その他
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